ご用心
このリリースにはマルチカラムインデックスに関する後方互換性のない変更が1つあります。もし、 ストレージモード でマルチカラムインデックスをつかっている場合は ALTER TABLE DISABLE KEYS と ALTER TABLE ENBALE KEYS を使ってインデックスを作り直してください:
mysql> ALTER TABLE table_name DISABLE KEYS;
mysql> ALTER TABLE table_name ENABLE KEYS;
ご用心
今回のリリースよりパッケージへ署名する鍵を変更しました。groongaパッケージを更新する前にパッケージ署名用の新しい鍵をインポートして下さい。
Debian/Ubuntu:
% sudo apt-get update
% sudo apt-get -y --allow-unauthenticated install groonga-keyring
CentOS/Fedora:
% sudo yum update
% sudo yum install --nogpgcheck -y groonga-repository
ご用心
このリリースは ENUM 型に関して後方互換性がありません。もし、256個以上の値を持つ ENUM 型を使っている場合はアップグレード前にデータベースをダンプし、アップグレード後にリストアする必要があります。
ご用心
このリリースは SET 型に関して後方互換性がありません。もし、32個以上の値を持つ SET 型を使っている場合はアップグレード前にデータベースをダンプし、アップグレード後にリストアする必要があります。
ご用心
このリリースは後方互換性がありません。アップグレードするにはデータベースをダンプ・リストアする必要があります。
このリリースでは、データベースの再作成が必要な変更点が2つあります。
以下が更新手順です。
mroongaを使っているデータベースをダンプします:
% mysqldump MY_MROONGA_DATABASE > database-mroonga.dump
既存のデータベースを削除します:
% mysql -u root -e 'DROP DATABASE MY_MROONGA_DATABASE'
"mroonga"ストレージエンジンにアップグレードします。Debian GNU/LinuxやUbuntuでは apt-get を使います。CentOSやFedoraでは yum を使います。
apt-get:
% sudo apt-get install -y mysql-server-mroonga
yum:
% sudo yum remove -y mysql-mroonga
% sudo yum install -y mysql-mroonga
ご用心
yum install の前に yum remove を実行することを忘れてはいけません。もし、 yum remove を実行することを忘れると、MySQLのシステムテーブルを壊してしまうかもしれません。
データベースを作り直します:
% mysql -u root -e 'CREATE DATABASE MY_MROONGA_DATABASE'
修正したダンプファイルを使ってデータベースを復旧します:
% mysql -u root MY_MROONGA_DATABASE < database-mroonga.dump
これで2.00を使うことができるようになりました。
ご用心
このリリースは後方互換性がありません。アップグレードするにはデータベースをダンプ・リストアする必要があります。
このリリースでは、データベースの再作成が必要な変更点が2つあります。
"CREATE TABLE" SQL内の"ENGINE=groonga"を変更するためにダンプしたデータベースを変更する必要があります。以下が更新手順です。
mroongaを使っているデータベースをダンプします:
% mysqldump MY_MROONGA_DATABASE > database-groonga.dump
ダンプファイル中のストレージエンジンを変更します:
% sed -e 's/^) ENGINE=groonga/) ENGINE=mroonga/' database-groonga.dump > database-mroonga.dump
CREATE TABLE の ENGINE=groonga だけが ENGINE=mroonga に変更されていることを確認します。 @@ ... @@ 行に CREATE TABLE が含まれているかを確認します。この行が CREATE TABLE を含んでいたら、その変更はほぼ間違いなく CREATE TABLE 用の変更です:
% diff -up database-groonga.dump database-mroonga.dump
--- database-groonga.dump 2012-01-29 16:53:20.732624670 +0900
+++ database-mroonga.dump 2012-01-29 16:54:47.608420981 +0900
@@ -29,7 +29,7 @@ CREATE TABLE `diaries` (
PRIMARY KEY (`id`),
FULLTEXT KEY `title_index` (`title`),
FULLTEXT KEY `body_index` (`body`)
-) ENGINE=groonga DEFAULT CHARSET=utf8;
+) ENGINE=mroonga DEFAULT CHARSET=utf8;
/*!40101 SET character_set_client = @saved_cs_client */;
--
既存のデータベースを削除します:
% mysql -u root -e 'DROP DATABASE MY_MROONGA_DATABASE'
"mroonga"ストレージエンジンにアップグレードします。Debian GNU/LinuxやUbuntuでは apt-get を使います。CentOSやFedoraでは yum を使います。
apt-get:
% sudo apt-get install -y mysql-server-mroonga
yum:
% sudo yum remove -y mysql-mroonga
% sudo yum install -y mysql-mroonga
ご用心
yum install の前に yum remove を実行することを忘れてはいけません。もし、 yum remove を実行することを忘れると、MySQLのシステムテーブルを壊してしまうかもしれません。
データベースを作り直します:
% mysql -u root -e 'CREATE DATABASE MY_MROONGA_DATABASE'
修正したダンプファイルを使ってデータベースを復旧します:
% mysql -u root MY_MROONGA_DATABASE < database-mroonga.dump
これで1.20を使うことができるようになりました。
このリリースからプロジェクト名と製品名を「groognaストレージエンジン」から「mroonga」に変更しました。
MariaDB対応とバグ修正が主な変更点のリリース。
位置情報検索の対応を強化とストレージモードでの動的なインデックス変更の対応強化が目玉のリリース。
初回リリースから約1年経って、初のメジャーリリース!