groonga データ型
groonga は、格納するデータの型を区別します。
groongaのデータベースでは、テーブルの主キーや、カラムの値はいずれも何らかの型に属します。また通常は、一つのテーブルの中の全てのレコードについて、カラムの値は共通となります。
主キーの型とカラムの型には、groongaで予め定義済みの型か、ユーザが定義する型、またはユーザが定義したテーブルを指定することができます。
主キーの型に他のテーブルを指定する場合は、そのテーブルは、主キーの型となるテーブルのサブセットとなります。
カラムの型に他のテーブルを指定する場合は、そのカラムは、カラムの型となるテーブルの参照キーとなります。
以下の型が組込型としてあらかじめ定義されています。
Object
任意のテーブルに属する全てのレコード [1]
Bool
bool型。trueとfalse。
Int8
8bit符号付き整数。
UInt8
8bit符号なし整数。
Int16
16bit符号付き整数。
UInt16
16bit符号なし整数。
Int32
32bit符号付き整数。
UInt32
32bit符号なし整数。
Int64
64bit符号付き整数。
UInt64
64bit符号なし整数。
Float
ieee754形式の64bit浮動小数点数。
Time
1970年1月1日0時0分0秒からの経過マイクロ秒数を64bit符号付き整数で表現した値。
ShortText
4Kbyte以下の文字列。
Text
64Kbyte以下の文字列。
LongText
2Gbyte以下の文字列。
TokyoGeoPoint
日本測地系緯度経度座標。緯度と経度はミリ秒単位での整数。 "経度のミリ秒x緯度のミリ秒"という文字列表現を持つ。 度分秒形式であれば、x度y分z秒は(((x * 60) + y) * 60 + z) * 1000という計算式で変換した値を代入します。
WGS84GeoPoint
世界測地系緯度経度座標。緯度と経度はミリ秒単位での整数。 "経度のミリ秒x緯度のミリ秒"という文字列表現を持つ。 度分秒形式であれば、x度y分z秒は(((x * 60) + y) * 60 + z) * 1000という計算式で変換した値を代入します。